毎年恒例のジョイント・ほっとさんで、ゴーワクのキャンプ中の写真を展示していただきます。こどもたちが夏休みを南丹でのびのびと楽しく過ごしている様子を、これまでゴーワクに関わってくださったみなさまにもご覧いただきたく、ご案内差し上げます。
また、同会場では、3月9日に保養キャンプに関するお話し会をゴーワクのメンバーが行います。キャンプへの参加の意思は問いません。保養に関する現状を広く知っていただきたいので、周囲の方ともお誘いあわせのうえ、ご参加いただけると幸いです。
記
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ写真展
日時:2月20日(火)〜3月12日(月)
営業時間:月11時〜14時 火〜金11時〜19時 土日休
場所:ジョイント・ほっと
http://www15.plala.or.jp/teriteri/cafe/access.html
3月9日(金)にお話し会 17時〜19時
※17時から堀切さとみ監督の「原発の町を追われて3」の上映後、おはなし会を開催します。
参加費800円(ワンドリンク込み)
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東日本大震災から6年が経ちました。これまでにゴーワクは計8回の保養キャンプを行ってきました。
キャンプをはじめた当初、私たちには、内部被ばくのリスクが高い地域から、より低い地域への移住を促したい、という期待がありました。しかし、キャンプの取り組みを続けるうち、「被ばくリスクの高い地域に住み続ける人たちには、保養に、継続的な強いニーズがあるのだ」という、考えてみればごく当たりまえのことが実感されてきました。
これだけの年月が過ぎてなお、震災・原子力災害以後の政策のなかに、こどもたちの健全な生活環境を確保するための保養は、明確に位置づけられていません。行政が内部被ばくの実態を包括的な水準では公表せず、さらに、被ばくリスクを軽減するための避難や保養を保証しないことで、当事者の方たちが抱える、放射性物質に対する不安やストレスを、より助長してばかりです。
ゴーワクのような自発的な保養キャンプの取り組みが、このような負担をすこしでも軽減できていればと願います。
今回の写真展示とおはなし会が、これまで実施したキャンプの成果として、「保養ってなんだろう?どうして必要なの?」といった入り口の疑問から、保養の実施をめぐる困難まで、多くの方とお話しして、一緒に考えていく場になればと思います。当日は肩ひじ張らず、のんびりとした「ゴーワク」の雰囲気でお会いしたいです。
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