4月25日、午前中は新大阪で関西保養ネット例会に出席、午後からは大阪のディープコリアンタウン、生野区は桃谷にある共同購入会、「いくの生活ともの会(以下、ともの会)」の総会よりお招きをいただき、こぶっちゃんと岡田で保養キャンプをめぐるいろいろなお話をしてきました。ゴーワクでは毎年おいしい豚肉や牛肉を提供して頂いているお肉屋さん「まあの」の小村さんがともの会のスタッフもされていて、その縁で呼ばれたというわけです。
午前中の関西保養ネット例会では春キャンプを実施したグループからの報告や、夏キャンプへ向けてのそれぞれの課題などを共有しました。昨年から始まった、復興予算による「福島っこ事業」(福島の子どもたちが県内や県外で野外活動に参加する際の交通費などの参加費補助事業)の利用を検討しているグループからはまだまだハードルが高いとのお話がありました。
午後のともの会では、報告会用のスライドを使いながら、「ゴーワクの概要」、「保養とは何か」、「ほようかんさいやうけいれ全国」の取り組みなどをお話しし、その後様々な意見交換をしました。その中でも、震災・原発事故から5年目を迎え、関西でも事故についての意識が風化してきていること、それでも、例えば保養キャンプを何らかの形で支援したり、原発関連の映画や講演会などに参加するなど意識し続ける方法はいくらでもあると言うことを伝えることができたかなと思います。終了後は中心メンバーの行澤さん(行澤さんは「海鴎トラベル」という旅行代理店を運営しておられ、障がいを持つ人たちのツアーや市民グループの産地見学ツアーのバスのチャーターなど、ユニークな取り組みをされています)の息子さんのお友達が経営している韓国料理のお店でおいしいサムギョプサルなどをいただきました。ともの会の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。(岡田)