ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ

ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ

東日本大震災に伴う、福島第一原子力発電所事故による放射能汚染によって、汚染された地域に住むこどもたちを一時的にでも放射能から遠ざけたい、保養をしてもらいたいという思いから、こどもたちと親御さんを京都に招き、キャンプを開催しています。
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夏の家2013を終えて

 残暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 ゴー!ゴー!ワクワクキャンプにおきましては、温かいご支援とご協力をいただき、本当にありがとうございました。おかげさまで2013年「夏の家」を、無事終えることができました

 

キャンプは726日から8月28日まで、福島県、茨城県、宮城県といった地域から、総勢44名の子どもたちと、21名の保護者の方々(送迎のみの参加も含む)を受け入れました。今年も、多くの方が出来るだけ参加しやすいように、年齢や地域を限定せず、また参加期間もいつ来てもいいという形にしました。1歳の赤ちゃんから高校2年生まで、多い日には手伝ってくれる人、参加者を合わせて50人近い人達が、南丹交流の家で寝食を共にしました。こどもたちの大きな病気やケガもなく、楽しくにぎやかな日々を送ることができました。

 

毎日のブログでも報告さしてもらったとおり今年もたくさんのイベントや近くでの川遊び、朝の散歩、ごはんづくりなど多くのことをこどもたちとともに楽しむことが出来ました。

 放射線量の高い土地では、外で遊ぶこと、自然や土に触れることもままならない状況となっています。ゴーワクでの体験が、自然からの恵みや、食べること生きることへの意識を深めるきっかけとなれば、と思います。

 

参加されている方たちは、楽しみな気持ちだけではなく、現地での不安な気持ちもたくさん抱えながら参加されています。

原発事故・震災から2年6か月以上たち現地では、「被ばく」や「保養・避難」といった言葉を出すことは困難な状況になっています。現地でも、移住先でも、こどもたちは生きづらさを抱えています。

まだ、終わっていないということを知っていただくためにもゴーワクを含む私たち保養キャンプ団体が保養を続けていくことが必要だと感じています。


手伝ってくれる人には、昨年関わってくださった方だけではなく、今年初めての方も含め約100名の方に来ていただき、子どもたちの見守りや食事作り、掃除、洗濯など、生活を共に作っていきました。お手伝いを申し出てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

また、地域の方との交流もあり、去年に引き続き地元の小学校がプールを貸してくださったり、夏祭りに招待していただいたりと、とてもこどもたちのことを気にかけてくださいました。

 

今年も報告書を発行し、こどもたちの様子や、成果・課題など、みなさまと共有していきたいと考えています。

震災、原発事故から2年以上経ち関心の薄れていく人も多いなか、みなさまの温かい思いに支えられて、今年もキャンプを実現できたことを、本当に感謝いたします。

 

 どの子も、涙のお別れかと思いきや「またね!」と笑顔で帰って行きました。参加した子どもたちとその家族とのつながり、そしてみなさまとのつながりを大切にしながら、また来年キャンプで会えるように、頑張っていきたいと思います。

 今後とも、みなさまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

ゴー!ゴー!ワクワクキャンプスタッフ一同

| 夏の家2013 | 17:32
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